Dentistry
【犬】歯周病
歯周病は歯垢中の細菌に対して炎症反応が起こることで発生します。犬の歯の数はどんな犬種も一緒ですが、小型犬は大型犬に比べて歯周病が進行しやすいと言われています。近年では、歯周病の全身への影響が注目されており、心臓、腎臓、肝臓の炎症の原因が歯周病であると診断されたケースもあります。年1回の病院でのお掃除と毎日のご自宅でのハミガキで歯周病の進行を予防することができます。
【犬】外歯瘻(がいしろう)
歯周病が進行して歯の根本に歯周病菌が侵入し、たまった膿が行き場をなくすことで皮膚に瘻管(穴)を作ります。その結果、顔が腫れ上がり皮膚から膿が出てくるようになります。抗生剤の内服で一時的に腫れを引かせることができますが、原因の歯を治療しなければ根治は望めません。