Brachycephalic
パグ、フレンチブルドック、ボストンテリアなどマズルの短い犬のことです。
この子たちは、興奮したり、少しかけたりするとハーハー、ゼイゼイと努力性呼吸となり、長期間の散歩や運動ができない、寝ている時にいびきをかく、運動していなくても気温が高いとパンティングがひどい、などといった症状がみられます。
また、病気になり、手術をおこなう際に、麻酔覚醒時に自力呼吸が困難となり、麻酔リスクが高くなってしまうこともあります。
そのため、短頭種のわんちゃんたちは1〜3歳までの若い避妊去勢手術の際に、今後の症状の悪化を防ぐために同時に外鼻孔拡張や軟口蓋切除を実施することをおすすめします。